ABOUT

MPワークショップは2022年に日々子供たちのために努力し悩む親、また子どもと関わる大人、子育て支援者をサポートするために始まりました。一緒に思いやりのある、レジリエンスの高い(逆境に負けない)子供たちを育てていきましょう。

“It takes a village to raise a child and the world to raise parents.”
一人の子供を育てるには、一つの村が必要で、 親を育てるには世界が必要

MPワークショップとは?どうやって始まったの?

私が子育てや、発達心理学、神経科学について猛勉強し始めたのは、長男がいわゆるイヤイヤ期に入った頃でした。まずは日本の書店で育児書や保育士向けの文献を探しましたが、情報が乏しく、発達心理学やトラウマ、マインドフルネスの面などで劣っていることに気が付きました。そこで、世界的に認められた臨床心理士や精神神経科医などの本やオンラインコースを受講し、後にカウンセラーになりました。

そして、色々な方から子育ての相談が増える中、一人で子育てに悩む人、また、相談する場所がないことに不安を感じている人が多いことを痛感しました。

日本では妊娠中、母子学級や両親学級があります。そこで赤ちゃんの基本的なお世話の仕方などを学ぶことはでき、子供の肉体的生存には多少なりとも役立ちます。ただ、子育てはそれだけではありません。「三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、サポートもなく、知識や情報も不足している環境でこの言葉はママやパパにとっての単なる社会的なプレッシャーでしかないと思います。

“It takes a village to raise a child“(一人の子供を育てるには、一つの村が必要)というアフリカの諺がありますが、私は

“It takes a village to raise a child and the world to raise parents.”(一人の子供を育てるには、一つの村が必要で、親を育てるには世界が必要)と考えています。

世界の歴史が繰り返される根源のひとつには、先祖代々伝わる家族の歴史とパターンが繰り返されることにあるのではないでしょうか。

私たちの親としての仕事は何でしょう?

今、世界は次々と目まぐるしい速さで変化しており、様々な誘惑に溢れています。同時に、子供の心の病気(不安や鬱)は増え続け、家族の絆は深まるどころか、家族はバラバラになっていく一方です。

家族の結束を強めるにはどうしたら良いのでしょうか?そもそも家族とは何でしょうか?

私が子供が大好きで、子育て熱心なため、元々ママになりたかったのでしょう、と思われがちですが、実は私はママになるつもりも、結婚をするつもりもありませんでした。過去の様々な苦い経験から、新たに苦しみを経験する人間をこの世につくりたくない、と思っていたのです。ただ、その考えは今の夫に出会った時に変わりました。だからこそ、子供たちには自ら幸せを見つけられる力、絶望の中にも希望を見つけられる力、ありのままの自分を受け入れる力を身につけてほしいと思っています。

私たちの親としての仕事は、子供たちを常にハッピーにすることではありません。私たちの仕事は、完璧ではない世の中に自信を持って飛び立てる力を育むこと。子供たちにはやる気は失わせないようにする一方、失望も経験させてあげなければいけない。自制心とは身につける能力であり、それを手助けするのは私たち親の仕事なのです。

子育ては安易ではありませんが、一人で悩むことはありません。一緒に悩み、学ぶことでもっと穏やかに、楽しく自信を持って子育てをしましょう!次のワークショップでお会いできることを楽しみにしています。

MPクッキング&ベーキングとは?

私が12歳の時、母親が急性白血病になったことがきっかけで独学で料理を学び始めました。アメリカに15歳の時留学したことがきっかけで(留学のことはここに詳しく書いてあります)お菓子作りもするようになりますが、様々な経験を通して多国籍お料理、お菓子づくりをするように。

2021年、甲状腺低下症の治療のため、食事改善に試み、小麦など数々の食材を排除。その効果が著しかったため、長男の喘息とアトピー性皮膚炎(このために4歳まで眠れなかったほど!)の改善も期待して家族で食事改善に取り組むことに。

卵、乳製品も排除することになり、変化は容易ではなかったものの、長男の体調は大幅に改善。吸入器、ステロイド薬などとは無縁の生活になりました。

ただ、小麦・卵・乳製品を使えなくなり、最初は好きだったお菓子作りができずがっかりしていたものの、少しずつ試行錯誤を続け、家族みんなが笑顔になれるレシピを考案。

MPワークショップを始めた頃はお菓子・お料理ワークショップも同時に開催し、一緒に作ったお菓子などを食べながら和やかな雰囲気の中、子育てについて学ぶワークショップを開いていました。今後何かしらの形でレシピを共有できたら、と考えています。お楽しみに!

The Meaning Behind the Logo
ロゴに込めた想い

ある時家族全員の名前から何か単語が作れないかな…と考えていたところ、SMILE(スマイル、笑顔)という言葉ができることに気がつきました。

そこで、ロゴにはスマイル一家の笑顔と、私の名前のイニシャルを含めました。そしてもちろん、もっと楽しく、笑顔溢れるファミリーライフ実現のサポートをしたい、という想いがこもっています。

子供たちだけが日々学び、成長するだけではなく、
親も学び、成長することが理想のファミリーライフを実現する鍵です。
子育ては大変ですが、一人で悩まないで!