今回第5回のワークショップからビデオ配信を始めました。内容は「家庭で始める包括的性教育〜思春期までに身につけたい知識とスキル」です。

このワークショップはたくさんの、親御さんや教育機関の方々からのご期待に応えて完成しました。ジャニーズ事務所の性加害問題がニュースになったことなどから、心配する方も増えているのだと思います。

コンテンツ

私の経験、日本の園で起こっている子供同士の性被害

私は小学校の頃、片道2時間ほどかけて学校に通っていました。電車3本、バス1台を乗り継いで通う中で、痴漢など嫌な思いをたくさんし、周りでも同じ経験をする子たちと一緒に、日々恐怖心と共に通学するのが普通の毎日でした。

今は7、5、2歳の母となりましたが、子供たちを園に通わせる中で、保育園や幼稚園での性被害、それも子供同士の性被害があることに気付かされ、本当に驚きました。

家庭での包括的性教育の必要性

これ以上、性被害者、加害者を作らないためにも包括的性教育は必要です。グローバルな時代、インターネット社会に生きる子供たちのために、性教育後進国日本だからこそ、日本の今と世界の現状を知った上で、自分の子は自分で守る、という意識を持ち、家庭で包括的性教育行うことで、健全な人間関係を築ける大人を育んでほしいと思います。

よくある質問

このワークショップは幼児の親向け?

いいえ。思春期までに身につけたい知識とスキル、としていますが、日本と世界の現況を理解したり、包括的性教育の基本を理解していただくためにも、お子様の年齢に関係なくお役立ていただけると思います。

このワークショップは日本在住者向け?

いいえ。このワークショップでは日本の性教育とそれを取り巻く環境に関して、また世界の現況も解説しています。日本は性教育後進国ですが、ヨーロッパの進んでいると言われている国でも、国で一律の性教育の実現は難しく、学校によって性教育の内容がバラバラであったり、あまり時間をとっていないケースもたくさんあります。

また、進んでいると言われている国でも家庭での性教育は行われていない場合がほとんどです。性教育は家庭でも行うことで効果が高まるのでぜひどの国にお住まいの方にもワークショップを通し学び、実施してほしいと思います。

ワークショップ受講後に質問があったら?

Googleフォームにてご質問を受け付けております(一定期間に限る)。個別に一つ一つお答えできませんが、多く寄せられたご質問にはPodcastなどを通してお返しする予定です。

それではワークショップでお会いしましょう!

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